①「それへまたどの家も同じようにカアキイ色の日除けを張り出していた」
②「しかし何かＳの手前へも羞かしいようには感じていた」
二つの例文は芥川龍之介の『死後』の原文です。
質問: ①の「それへ」と②の「Sの手前へ」のなかに「へ」があります。この「へ」は、助詞ですか。或いは古い仮名遣いですか？古い仮名遣いの場合、現代本に訳したら、どんな形ですか？
是什麼意思

Question

①「それへまたどの家も同じようにカアキイ色の日除けを張り出していた」
②「しかし何かＳの手前へも羞かしいようには感じていた」
二つの例文は芥川龍之介の『死後』の原文です。
質問: ①の「それへ」と②の「Sの手前へ」のなかに「へ」があります。この「へ」は、助詞ですか。或いは古い仮名遣いですか？古い仮名遣いの場合、現代本に訳したら、どんな形ですか？
是什麼意思

kuchskm · Answer

①「それ」は前文「砂利を敷いた歩道の幅はやっと一間か九尺しかなかった。」をさしているのだと思います。「へ」は格助詞です。　ただでさえ歩道の幅が狭いのに、それに加えて「どの家も同じようにカアキイ色の日除けを張り出していた」ので、もっと狭く感じるということです。「それ」を歩道と考えることもできる気もしますが、「また」があるので、前文を指す方が自然ではないでしょうか。
②これは全くわかりませんでした。「前」は「まへ」と書いていたので、送り仮名として「へ」を書いたのかとも思いましたが、その例は見つかりませんでした。「手前へ」は芥川の「或敵打の話」の中に「綱利の手前へ対しても黙っている訳には行かなかった。」という文がありました。やはり「てまえへ」で「へ」は格助詞なのでしょうね。

frust · Answer

@07-mental 
① 前の文章を見たところ、

砂利を敷いた歩道の幅はやっと一間か九尺しかなかった。 それへまたどの家も同じようにカアキイ色の日除けを張り出していた。

となっています。 この へ は助詞で、それ=歩道 にかかっています。

② これも助詞ではあるのでしょうが、解釈が難しいです。

しかし何かＳの手前、羞ずかしいようには感じていた。

だけで意味は通ります。

frust · Answer

@07-mental 芥川龍之介は有名な作家ですが、言葉遣いが古いので日本人でも読むのに苦労します。尊敬します。

@07-mental 芥川龍之介は有名な作家ですが、言葉遣いが古いので日本人でも読むのに苦労します。尊敬します。

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